2010年2月7日日曜日

連隊の娘

メトロポリタンオペラで、ドニゼッティの「連隊の娘」を観ました。コミカルな演出とたくさんの笑いがある素晴らしいオペラでした。同時に、いくつかのアリアがとても美しく、しばし惚れ惚れと聴き入ってしまいました。二人の主役 Diana Damrau (Marie) と Juan Diego Flórez (Tonio) が傑出していました。特に、第一幕のアリアで Flórez は究極とも言える高音部を見事に歌って、数分間も続く喝采を浴びていました。Damrau も感情の起伏が大きいのと同時に、弱音部を繊細に歌って、印象に残りました。
オーケストラはいつもながら素晴らしかったです。
あの有名な Kiri Te Kanawa が第二幕で、the Duchess of Krakenthorp としてゲスト出演していたのは、うれしいご褒美でした。最初、このことを知らず、彼女が登場しただけで拍手が沸いたのを不思議に思っていました。(笑)

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