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2010年9月30日木曜日

日常英会話 pass out と pass away

pass out と pass away は似て非なる言葉です。恐らく、この2つとも英語の授業では出てこないのではないでしょうか。それでも、ごく普通に(日常的、と言う意味ではないことは、以下を読めば明らかです)使われます。

pass out は気絶する、と言う意味です。興奮しすぎて、あるいは、飲み過ぎて気を失った、と言うときに最もよく使う言い方です。I was so drunk that I passed out. (飲み過ぎて、気を失っちゃったよ。)という感じです。

これに対して、pass away は、亡くなる、と言う意味です。An old friend of mine passed away last night. (私の旧友が、昨夜亡くなりました。)と言う風に使います。

両方とも、あまりありがたくない状況で使う言葉だというのは同じですが、取り違えると大変なことになりかねません。

このように、英語では、同じ動詞でも、それに続く副詞や前置詞で意味が大きく異なってくることは良くあります。

2010年8月16日月曜日

日常英会話 5つの言葉でレストランを乗り切る方法

アメリカ旅行で一番心配なのがレストランでの食事でしょう。でも心配いりません。パターンさえ覚えていれば、わずか5つの言葉だけで、レストランでの食事を楽しむことが出来ます。

そのパターンというのは、

1. レストラン入店時、自分たちの人数を伝える
日本の多くのレストランと違って、アメリカでは通常、ホスト・ホステスがテーブルに案内してくれます。Wait to be seated などと書かれています。そのため、入店後グループの人数を聞かれます。ですので、英語が聞き取れなくても、自分たちのグループの人数を言うだけで大丈夫です。例えば、

 Just two. (二人です)

もう少し、しっかりした英語で言いたければ、

We are a party of four. (4人のグループです)

なお、通常アメリカでは、グループというよりも、party というほうが多いです。

2. ドリンクを頼む
席に案内されると、しばらくして担当のホステスがやってきて、まずはドリンクの注文を聞きます。ですので、ここでもとりあえず、

Just water, please. (水だけで結構です)

とか、

Orange juice, please. (オレンジジュースを下さい)

と言えば済みます。

3. 料理を注文する
ドリンクが配られたあと、再度ホステスが聞きに来るのは、料理の注文です。
ですので、メニューを指さして、

This one, please. (これ下さい)


で良いですね。

4. お決まりの、「いかがですか」に対して
これが日米のレストランの一番大きな違いです。必ずと言っていいほど、ホステスが途中で立ち寄って、How's everything? などと聞いてきます。「食事はいかがですか?」というお決まりのコミュニケーションです。別に立派な応答をする必要はなく、単に、

Great! (素晴らしいです。)

だけで済みます。もう少し感動を表したかったら、

Wonderful! とか Excellent! (感動的です。とか。。)

でも良いでしょう。

5. 請求書
食事が終わった頃、請求書を渡されます。ですので、単純に

Thanks. (ありがとう)

と言っておけばいいでしょう。「デザートはいかがですか?」と聞かれることも多いので、その場合は、 断りたいなら、

No thanks.

ですね。まとめると、英語が聞き取れなくても、以下の順番で英語を覚えておけば、最低限、レストランでの食事を乗り切れます。


1. Just two (人数).
2. Just water, please.
3. This one, please.
4. Great!
5. Thanks.

なんと簡単でしょう!

2010年8月9日月曜日

日常英会話 Are you finished?

前回説明した状態を表す過去分詞の別の代表的な表現です。レストランなどで良く聞かれます。
そう、「もうお済みですか」です。これも、日本語では「もう食べ終わりましたか」という意味合いですが、だからといって

Have you finished eating?

といった言い方はしません。食べ終わった状態にあるかどうか、を聞くわけです。

Yes, I'm finished. / Yes, I'm done.

と答えればいいでしょう。もし、まだお皿に食べ物が少し残っていて、平らげたいなら、

I'm still working on this.

などと言います。work がこういうときにも使えることに注意してください。「仕事する」だけではありません。

次回は、「超簡単レストランを乗り切る方法」を紹介します。

2010年8月2日月曜日

日常英会話 I'm done

日本の英語教育では、動詞の過去分詞 = 受け身と習いますね。もちろんそういう使い方をしますが、日常の会話では、それ以上に重要な用法があります。私は英語教育の専門家ではないので、以下の説明は不適切、と指摘する方もいるかもしれませんが、少なくとも、日常英会話では全てつじつまが合いますので、是非しっかり読んでください。

前置きが長くなりましたが、前回の for here to go? に次いで私が面食らったのは、クラスメートから

Are you done with homework?

と尋ねられたときです。do = 「する」の受身形だから、「される」? 「君はされたか?」では全然意味が分かりませんね。これは意訳をするしかないな、と考えた私は、「英語で苦労している君には、到底宿題なんかこなせるわけがなく、友達に手伝ってもらったんだろ?」と解釈しました。(笑)

過去分詞のもう1つ重要な用法は、動作の結果としての状態を表すことにあります。日本語がどちらかというと、動作そのものを表現するのに対し、英語は現時点での状態を表現する傾向にあります。これは是非覚えてください。恐らく、英会話を理解する上で、最も重要な点です。

つまり、Are you done? というのは、宿題をやる do your homework の結果として、もう宿題を終えた状態にあるか、と言うことなのです。日本語では「宿題終わった?」と聞くでしょうね。それを直訳すると Have you done your homework? なんてなりそうですが、 そういう聞き方よりも、現在の状態に関心を持つのが、日常の会話なのです。

そういうわけで、もし既に宿題を終えているなら、

Yes, I'm done!

で良いわけです。I'm done は、1日の仕事を終えたとき「今日はこれでおしまい」なんて言いたいときにも使えます。

I'm done today. Going home now.

このように過去分詞を使って現在の状態を表す言い方は、頻繁に出てきます。今後もたくさんこのような表現を取り上げます。

2010年7月27日火曜日

日常英会話 for here to go

日常生活で使う英語、日本の英語の授業では習わない、あるいは解釈できない表現がたくさんあります。そんな表現をたまに取り上げます。タグを「英会話」にしますので、過去の分も含めてみたいときに活用してください。

今回が最初。私がアメリカに留学して一番(意味が分からなくて)落ち込んだのがこの表現です。

For here to go?

単語自体は小学生でも分かるものばかりですね。でも、意味はすぐには分からない。慣用句? いいえ。ファストフード店で注文するとき、必ずと言っていいほど聞かれます。始めてこれを聞くと、forheretogo? って聞こえます。(笑)

もう少し丁寧に書くと、

For here or to go?

これでもまだ?ですね。もっと丁寧に書くと、

Are you placing an order for here or to go?

って感じでしょうか。そう、つまり「こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか」なのです。

答えるときは、持ち帰りたければ

To go.

だし、その場で食べるなら、

For here.

ですね。簡単です。もし、最初に for here と答えて、考え直して持ち帰りにしたければ、

Can you make it to go?

と言えばいいでしょう。あるいは、初めからどちらにするかを伝えたければ、

Can I get a cheese burger for here?

という感じになります。ちなみに、まず間違えなく最も省略された形

For here to go?

で聞かれます。