2010年8月2日月曜日

日常英会話 I'm done

日本の英語教育では、動詞の過去分詞 = 受け身と習いますね。もちろんそういう使い方をしますが、日常の会話では、それ以上に重要な用法があります。私は英語教育の専門家ではないので、以下の説明は不適切、と指摘する方もいるかもしれませんが、少なくとも、日常英会話では全てつじつまが合いますので、是非しっかり読んでください。

前置きが長くなりましたが、前回の for here to go? に次いで私が面食らったのは、クラスメートから

Are you done with homework?

と尋ねられたときです。do = 「する」の受身形だから、「される」? 「君はされたか?」では全然意味が分かりませんね。これは意訳をするしかないな、と考えた私は、「英語で苦労している君には、到底宿題なんかこなせるわけがなく、友達に手伝ってもらったんだろ?」と解釈しました。(笑)

過去分詞のもう1つ重要な用法は、動作の結果としての状態を表すことにあります。日本語がどちらかというと、動作そのものを表現するのに対し、英語は現時点での状態を表現する傾向にあります。これは是非覚えてください。恐らく、英会話を理解する上で、最も重要な点です。

つまり、Are you done? というのは、宿題をやる do your homework の結果として、もう宿題を終えた状態にあるか、と言うことなのです。日本語では「宿題終わった?」と聞くでしょうね。それを直訳すると Have you done your homework? なんてなりそうですが、 そういう聞き方よりも、現在の状態に関心を持つのが、日常の会話なのです。

そういうわけで、もし既に宿題を終えているなら、

Yes, I'm done!

で良いわけです。I'm done は、1日の仕事を終えたとき「今日はこれでおしまい」なんて言いたいときにも使えます。

I'm done today. Going home now.

このように過去分詞を使って現在の状態を表す言い方は、頻繁に出てきます。今後もたくさんこのような表現を取り上げます。

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